フッ素の働き
東広島市黒瀬町の木村歯科医院、歯科助手の岡本です
12月になりだんだん寒くなってきましたね
今日はフッ素のお話をします
健康な歯は虫歯の出す酸によって溶け(脱灰)たり、唾液の中のミネラルによって修復(再石炭化)されたりしながらバランスを保っています。ところが、脱灰が多く再石炭化が足りない状態が続くと、虫歯ができはじめてしまいます。こんな歯の修復を助けるのがフッ素です。フッ素には
①歯が修復されるスピードが速くなり修復される量も多くなる
②修復された歯の結晶が、もとの歯の結晶より硬く丈夫になる。
③抗菌作用があり虫歯菌の働きを抑える、という3つの働きがあり、虫歯予防にたいへん役に立ちます。
フッ素が虫歯予防に効くというのは、どうしてなのか、実際に使ってはいてもどんな作用をするのかをご存知の方は少ないかもしれません。フッ素は3つの大切な働きをします。
①適量のフッ素があると、唾液の中に溶けだしたミネラルが歯に取り込まれやすく、歯が修復されるスピードが速くなってその分修復される量も多い。
②フッ素の助けによって修復された歯の結晶は、元の歯の結晶より硬くバージョンアップするので、その分虫歯になりにくい歯になる。
③フッ素には抗菌作用があり、虫歯菌の働きを抑えるので虫歯になりにくくなる。つまり、修復する速さも量も増すうえ、修復した部分がもとの歯よりも丈夫になりさらには虫歯菌が活躍しないように邪魔までしてくれるという、優れた効果があるのです。
木村歯科では子供のフッ素に新しい味がいつもでています。今は期間限定の ”クリームソーダ味” です。子供たちにとても人気です。歯が生え始めたばかりの赤ちゃんにも有効です。ぜひフッ素をぬりに木村歯科医院にお越しください