DNA検査
こんにちは。東広島市黒瀬町の木村歯科医院、歯科衛生士の岩永です。
暑さもだんだん増してきましたね、皆様体調を崩さないように気を付けてくださいね。
今回は歯科で行うDNA検査についてご紹介したいと思います。まず、「歯周病」とはどんな病気かご存知でしょうか?歳を重ねると自然になる老化現象と思われがちですが実はそうではなく歯周病菌に感染しておこる感染症です。このDNA検査で歯周病菌の中でも感染していると歯周病の進行を早めてしまうP.g菌という菌に感染しているか、またどれだけ感染しているか調べることができます。ご自身のお口の中の状態を詳しく調べてケアしていく事をオススメします。気になる方はスタッフにお尋ねください。
P,g菌とは….最強の歯周悪玉菌で、歯周病の発症・進行リスクを高めます。菌数が多いほど危険です。様々な酵素や毒素を産生し、歯を支えている歯ぐきや骨を溶かします。血管から全身の組織に行きわたり、動脈硬化や肥満、早産などを引き起こし、口腔癌とも関連します。口臭の原因である硫化水素を発生させます。18歳頃から感染し、バイオフィルム(プラーク)に潜み、中年期まで発症の時を待っています。