口腔乾燥症(ドライマウス)とは?
こんにちは、東広島市黒瀬の木村歯科医院、院長の木村慶子です。
冬はとても空気が乾燥していますね。最近お口の中が乾燥したり、なんとなくお口の中がベタベタするという方はいらっしゃいませんか?
これは口腔乾燥症(ドライマウス)と言い、このため10人の成人のうち3人が歯を喪失しているという報告もあります。
そこで今日はドライマウスに関して皆さんにお伝えしていきたいと思います。
ドライマウスの症状はさまざまな原因(薬の副作用、口での呼吸、糖尿病などの全身疾患、ストレスやうつ状態など)で唾液の分泌量が減少するためおこります。
唾液はとても大切で、1日約1リットルの唾液が分泌されています。食事を助けるだけではなく、雑菌を殺して口腔内を清潔に保つ働きがあります。
ですから唾液が減少すると、虫歯がや歯周病を引き起こす細菌がお口の中に多くなり、炎症が進行悪化し、さらに口臭の原因にもなります。
歯周病、口臭予防のためにも気を付けなければいけない病気です。
<ドライマウス・口臭でお困りの方へ>
①水分補給をしてお口の中へ潤いをもたせましょう
(ポスカム・舌タブレットもオススメです。)
②歯石除去・歯のクリーニングをして口腔内を清潔に保ちましょう。
(特に歯周病の患者さんは歯と歯の骨の間のポケットをきれいにすることが大切です。)
③食べ物をよく噛んで食べましょう(胃腸も丈夫になります)
④タバコをやめ、お酒はほどほどに
⑤軽い運動と唾液腺(あごの下にあります)をマッサージしましょう
⑥部屋の湿度にも気を付けましょう
お口の中にはいろいろな病気があります。定期的な検診・早期治療が大切です!
東広島市黒瀬の木村歯科医院までご相談下さい。